Pulsar ES2 マウスパッド レビュー。究極の滑り止めを採用したサラサラ素材のコントロールタイプマウスパッド

今回はPulsar Gaming Gearより発売されている、コントロールタイプのマウスパッド「ES2 eSports Gaming Mousepad」をレビューしていきます。

Pulsar ES2を使うプロ選手・ストリーマー

Pulsar ES2 マウスパッド：スペック

ブランド	Pulsar	材質	布
製品名	ES2 eSports Gaming Mousepad	エッジ	ステッチ
サイズ	L：420 x 330 x 3mm XL：490 x 420 x 3mm	厚さ	3㎜
カラー	ブラック	底面	超高密度メモリーセルポリウレタン素材
価格	L：¥4,380 XL：¥4,980	公式サイト	ES2 eSports Gaming Mousepad

Pulsar ES2 マウスパッド：レビュー

パッケージ内容

フラットパッケージに梱包されているため開封後すぐにフラットな状態で使用できます。今回購入したのはLサイズモデル（420 x 330 x 3mm）です。

デザイン

カラーは黒単色でシンプルなデザイン。滑走面の右下にpulsarのロゴと製品モデル名が記載されています。

エッジ

エッジ部分はステッチ加工が施されています。ステッチの高さは滑走面より若干低く編み込まれているため、マウスがエッジに差し掛かっても全く引っかかることはありません。

滑走面と特性

滑走面はさらさらとした肌触りの良い素材が使われています。pulsar公式サイトの説明の通り、滑り出しは中程度のすべりやすさで、マウスを動かしているときはかなりブレーキがかかるといった感触です。

Zowie G-SR-SEと比較するとマウスを滑らせている感覚が非常になめらかで、一切の引っ掛かりがありません。G-SR-SEは少しチャリチャリとした引っ掛かりを感じます。

しかしブレーキは強くかかります。ぬるっとしたブレーキが常時かかるようなイメージで、VALORANTやオーバーウォッチ2のフリックエイム系ヒーローとの相性が良いです。

防湿性は低め。同じ日にエアコンを利用して湿度55%と80%でゲームをプレイしたところ、滑り出しにはあまり影響を感じませんでした。ですが湿度80%時はブレーキが常にぬるぬるとより強くかかるため、エアコンなどが部屋になければ日によってエイムが安定しない可能性があります。

裏面

裏面には新開発の超高密度メモリーセルポリウレタン素材 滑り止めベース アルファセルが採用されています。

表面が滑らかな素材・ざらざらとした素材ともに強力な吸着力を発揮。かなり強めに横方向の力を加えてもずれることはありません（机の方が動くレベル）。設置の際は付属マニュアルの通り、机をきれいに掃除してからマウスパッドを置き、真ん中から外側に向かって加圧することでピタッと張り付きます。

• メラミン化粧板（一般的なオフィスデスクの天板）
• 木材
• ポリプロピレン（マットな固めのファイルバインダー）

10日間の使用レビュー

ファーストインプレッションは「なんだこれ、常にじとっとしたブレーキがきつい」と感じましたが、数日使用すると表面がこなれたのか、かなり感触が良くなりました（使用初日が雨で湿度が高かったことも影響）。

Apex Legends：おすすめ度★★☆☆☆

• 遠距離でエイムがあってからはレレレの切り返しに対して吸い付くようにブレーキがかかる。
• ジッターエイムは特に問題なし。

• 高頻度の切り返しにもたつきを感じるため近・中距離トラッキング戦闘は苦手。
• ハイスピードな近接戦闘型キャラコンゲームであるApexには不向き

VALORANT：おすすめ度★★★★★

• 滑らかな滑走と強力なブレーキがフリック系ゲームとの相性が良い。

• 湿度によってブレーキ性能が大きく変わる点には注意が必要。

オーバーウォッチ2：おすすめ度★★★★☆

• 強力なブレーキ性能はフリック系ヒーローをメインに使う人にお勧め。
• Apexに比べてキャラコンが追いやすいため近距離トラッキングも悪くはない。

Pulsar ES2 マウスパッド：レビューまとめ

さらさらとした肌触り、滑らかな滑走と強力なブレーキが特徴のコントロール系シンプルデザインマウスパッド。一度設置すれば全く動かないため頻繁にマウスパッドを動かす人には向いていません。

フリック系タイトルやキャラと相性が良く、VALORANTメインプレイヤーには特におすすめのマウスパッドです。